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日本の場合は戦後になって輸入石炭の増加に伴い

日本の場合は戦後になって輸入石炭の増加に伴い、相対的に高コストであった国内の石炭産業は衰退を始め、加えて1960年代頃から石油へのエネルギー転換が進むと燃料及び加工品としての石炭需要は大きく減少した。一方で、製鉄所での石炭需要は高まり、石炭は主としてコークスへの加工に用いられるようになった。しかし、日本の場合は前述のように輸送コストと輸入依存の加減で、製鉄所は港湾に設けられるのが普通であった(港湾立地型)。そのため、原料立地の優位性を失った日本の炭鉱都市は軒並み大ダメージを受け、経営企業は規模縮小を余儀なくされ、それに伴い炭鉱の廃業、閉山などにより労働人口が減少の一途を辿ることになり、都市や集落が崩壊していった。

幸い、交通条件が悪くない都市は産炭依存の都市構造脱却に成功している。中でも糟屋郡に分布していた糟屋炭田一帯の市町は、後の福岡大都市圏の拡大により衛星都市として当時より人口は増加している。他にも、大嶺炭田による石炭化学コンビナートを主としていた宇部市は大嶺炭田閉山後は石灰石鉱山に目を付け、セメント工業などで再興を行っている。常磐炭田を抱えたいわき市は首都圏への近接性から機械工業への転換を行い、また温泉開発などにも成功している。また、石狩炭田の中で国鉄函館本線の沿線都市であった岩見沢市は支庁所在地でもあったため、影響は比較的軽微であり、美唄市は当時より人口は激減しているものの、まだ山間部の自治体ほど壊滅的な人口減少には及んでおらず、品種改良による稲作への転換を推し進めた。

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その一方で山間部に炭鉱集落を持ち、炭鉱及び炭鉱鉄道に依存していた都市や集落はその廃止によって壊滅的な打撃を受け、都市が機能しなくなりゴーストタウンとなった例も少なくない。市域のほとんどが中山間部であり、炭鉱集落であった夕張市に至っては人口は最盛期の1割にまで減少しており、他に三笠市、芦別市、赤平市、歌志内市、山田市(現嘉麻市)の人口減が著しい。集落崩壊により無人になったものとしては長崎県の海上に浮かぶ端島(軍艦島)、釧路炭田の雄別地区、留萌炭田の浅野地区などがあり、一方で残存した集落も高齢化、炭住の老朽化、インフラ不足などの問題が発生している。

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2009年11月27日 01:12に投稿されたエントリーのページです。

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